2017-09-22

現在80歳の父親と不仲の継母と長男、妹2人への遺言を作成してもらう

現在80歳の父親と、75歳母親が健在で、長男の自分と、妹が二人という家族構成です。

父親に遺言書を作成してもらいました。その一番の理由は、母親は継母で、相続目的でうちに来た、などと近所の人に言いふらすような人物で、信用も信頼も出来ず、このままでは、半分以上の財産が、母親にわたってしまうからです。

また、自分たち兄弟の仲も非常に悪く、相続の話しを進めるうち、下の妹が、祖母の面倒を見たのだから、私が余分に欲しい、とか言い出す始末でした。

こんな状態で父親が亡くなってしまうと、もめにもめるのは目に見えてます。

しかもうちは、不動産も多く、四人で分けにくいため、いろいろ考えた末、父親に遺言書を書いてもらうよう相談しました。

これがあればもめずに済む、と安易に考えたのですが、その父親が、兄弟を査定し、差をつけると言い出し、またもめて。話は頓挫状態になりました。

それぞれの思惑もあり、家族中も良くないという事で、こうなるのもやむを得ない気もしましたが、これから助け合って生きていくため、公平に近い内容の遺言を依頼し、父も受諾してくれました。

最初は、大手保険会社に依頼するつもりでしたが、高額の費用が発生してしまい、諸事情も考慮し自筆遺言書にしてもらいました。
これなら要点だけ注意しておけば、比較的簡単に作成でき、費用もほとんどかかりません。

どちらも一長一短あり、難しい選択でしたが、父親の判断で、後者を選択しました。

相続はある日突然来るかもしれません。慌てないよう、特にうちのように、家族事情が複雑な場合は、遺言書をお勧めします。

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