遺言書でペットなどの取り扱いの意思も重要です。

相続の際に困ったことは、いくつかありますが、まずは遺書書がなかったことです。やはり、きちんとした遺書書はあれば、故人の遺志を尊重しようという気持ちが働くため、もめごとに発展しづらいのではないかと思います。
遺書書がないと、残された日記や言っていたことなどで故人の気持ちを推測しなければなりませんし、遺産相続をする人たちはそれぞれ自分に都合の良いようにしようとするからです。
そんな時に、法定相続人それぞれが妥当と思えるようになるべく平等に法律を使ってまとめてくれる第三者の介入というのは大事なのではないかと思いました。また、故人の残した金銭的な遺産だけでなく、故人の私物などの整理についても、兄弟が多いとそれぞれに思い入れが違うためにもめごとに発展してしまいました。
ある兄弟は、面倒だからお金を払って業者に廃棄してもらうと言い、ある兄弟は、思い出があるので一切手を付けないでくれと言ったり、また、思い出のものをそれぞれ形見として分け合おうと話をしたところ、一切いらないという冷たい返事が返ってきたりもしました。
それからもう一つは、ペットや植物などです。実際にそのペットを飼えない住宅環境に住んでいたり、植物なども手入れが行き届かないから捨てるしかない、など。いろいろな問題が発生しました。
今、終活の本や人生の終わりに向かって準備をする本などが売れているようですが、やはりこれはいつどうなるかわからないものですが、このような騒動から、それなりになるべく周囲を考えて人生の幕を閉じることができたらいいなと感じました。
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