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2017-03-24

借金がある場合は相続放棄も

このブログは記事を公募して投稿頂いた体験談です。当事務所に依頼があったお客様の声ではありません。

相続にまつわる体験談です。

ある日、1通の書面が届きました。
内容は、〇〇 〇〇様が、亡くなり貴方様に相続権が発生しています。〇〇様は、✖✖有限会社の保証人になっており2000万円の借金があります。

こんな感じでした。私は亡くなった人の名前を見ても、どこの誰だかさっぱりわかりません。詐欺か何かかと思い、無視していた所に弟から電話が入りました。

私と弟の実父は、幼い頃母と離婚しており、それ以来、全くの音信不通で、名前すら知りませんでした。弟曰く、亡くなったのは実父だとの事でした。

実父は、母と離婚した後、別の女性と再婚して婿になっていました。苗字に心当たりが無かったのもそのせいでした。また、再婚相手との間に息子2人がいる事も書いてありました。

顔も知らない、何の思い出もない父親の借金を何で払わなきゃならないんだろう。しかも、再婚相手やその息子たちは、何をしてたのか。顔も知らない異父兄弟が払うのが筋だろうに。

弟は、「これで人生終わりだ。2000万なんて払えない。」と力なく言っています。

私は以前 財産放棄*をすれば、借金を肩代わりする必要はなくなる、と知っていたので、弟に財産放棄*の手続きをすれば大丈夫なはず。」と教えました。

近くの裁判所に足を運び、財産放棄*をするために必要なもの、行動を聞きに行きました。

必要な書類を集めるのに、三ヶ所の市役所に行き、必要な書類を集めました。自分の出生した場所の市役所、亡くなった実父の所在地の市役所、実母の住んでる場所の市役所。

とにかく、めんどくさいのなんの。集めた書類を持ち、裁判所へ 財産放棄*の手続きに行きました。そこから、決定されるまで、1週間かかりました。

おかげで、借金は払わなくてよくなりました。母親が離婚してから、十数年後、まさか、こんな事が起きるとは夢にも思いませんでした。

2歳で実父と離れ、記憶さえない父親。離婚後、1度も会った事ない父親。結局、借金があったため、亡くなったのを知りはしましたが、何やら虚しい出来事でした。

注)*原文では財産放棄になっていますが、相続放棄のことだと思われます。

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