2016-07-11

子の心、親知らず

夫、義姉、義父の話になります。

義父はまだ健在です。義父がまだ健在なので、相続について問題が発生しているという状況ではないのですが、少し困った事が起こっています。

義父は少しですが、田んぼと果樹園、そして昔ながらの土地と家屋があります。夫も義理姉も義父の家を離れ、それぞれ家を持ち家庭をもち生活しています。

一昨年、義母が亡くなくなりようやく皆の気持ちも落ち着いてきた所で、今度は義父が少し体調不良になりました。

義父の面倒は、近くに住んでいる義理姉がすべてやってくれています。

また、義母の介護等も義理姉がすべてやってくれたという事もあり、夫は万が一、義父に何かあった時には、すべてを自分の姉に譲りたいと、常々妻の私に話していました。

勿論、私も夫の意見に賛成しております。しかし、ここからが問題なのでした。

夫がこのように希望しているにも関わらず、当の義父は、やはり昔からの人間、そして田舎の人間だからでしょうか?長男である夫にすべてを譲りたいと考えているのです。

夫も義姉も同じ意見、横槍を入れる嫁(私)も居ないというのに、義父が遺言を書こうとしないのです。それどころか、みんなに内緒で、それぞれの家族名義で勝手に口座を作り、お金を振り分けているのです。

遺言が無いとどのように遺産相続されるのか知っているはずであろう義父なのですが、後処理が大変な事を次々としているのです。

決して相続税を払うのが嫌という訳ではありません。残っているすべての財産は、苦労してくれた姉に渡したいと思っているだけなのに、父がそれを嫌がるのです。

相続金が欲しくて、いざこざになる話はよく聞きますが、相続を放棄したいのに問題になるのは、少し寂しい気がしてなりません。

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