2018-12-26
認知症をいいことに勝手に生前贈与されていました。

祖母の兄が認知症の祖母の遺産を生前贈与という形ですべての遺産の名義変更しており、祖母が亡くなった後もその事実を隠していました。
そして、財産がないということで財産放棄をする書類を勝手に作成し、印鑑を押させられました。あまりに不可解なことが多かったので、すべての財産について調べると生前贈与し、祖母の預金などもすべて使い込んでいたことが発覚し、問い詰めると逆上しだしました。
話し合いでは解決しないと判断し、自治体や弁護士会が開催している相談会を活用して法的な観点からアドバイスをもらい、弁護士に法的な処置をとってもらうことにしました。
しかし、大変だったのが祖母の認知症を証明するために生前に利用していた全ての病院の医療記録や入居していた老人ホームから記録を取り寄せるために何度も足を運んだり、手続きのために戸籍謄本などの書類を取り寄でした。
さらに相続対象がいないかを探すために戸籍をたどる作業も行い、そらから弁護士との打ち合わせも頻繁に行うため、精神的に疲れました。
そして、結局、すべての財産を使い切っており、相手が年金暮らしだったということで示談として得られた金額は微々たるものでした。
このため、祖母が元気なうちにきちんと財産を分ける話し合いを持っておくと訴訟を起こして書類を集める手間を抑えることができたと思います。
また、訴訟を起こしたことによってほかの親戚とも連絡を取りづらくなり、疎遠になってしまったことが残念に感じています。
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