“後妻屋“に注意!

資産家の親戚がいましたが、妻が亡くなった後に、だいぶ歳下の後妻をもらいました。親戚は老人でしたから数年で他界しました。その親戚には一人息子がいました。すでに家庭を持っていました。
後妻には成人した娘がいました。親戚が亡くなってから分かったのですが、家や土地、貯金、株、全て後妻名義に変えられていました。
一人息子が裁判を起こしましたが、親戚が生きている時に、後妻名義の資産になっていたので一人息子は遺産をもらえませんでした。
唯一渡されたのは墓でした。後妻から、「墓は要らないし、将来墓に入るつもりもない」と言い渡されたそうです。それから数年経ちますが、後妻は墓まいりや法事には一切来ないようです。
一人息子の妻が亡くなり、後妻は一応、義母にあたるので連絡をしましたが葬式には来ませんでした。後妻に全てを任せてしまうと、全部持っていかれてしまうとよく分かった出来事です。
親戚は愛情があって再婚をしたのかも言いますが、後妻は完全に資産目当てだったようですね。愛情があるなら墓を要らないとは言わないでしょう。年老いた親が再婚するのは、本人の自由かもしれないけど、子供からしたら大事な事ですよね。
愛し合って結婚してなら、遺産を取られても我慢が出来るかもですが、金目当てで再婚され、自分の実家や受け取れるはずだった遺産を全て奪われてしまうのですから。
この事があり、自身の親は片方が亡くなっても再婚なんかしないと言っていました。年寄りの再婚は相続や資産の管理をどうするか、話し合ってからのが良いと思います。
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