名古屋の遺言作成は女性行政書士の浅井博子が担当。もめない円満相続のための相談はシャローム行政書士事務所へ。
2017-09-07

相続手続きは考えているよりも大変です。

このブログは記事を公募して投稿頂いた体験談です。当事務所に依頼があったお客様の声ではありません。

父が結構長い間の闘病生活の末に亡くなりました。ガンでした。その闘病生活の終盤は寝たきりでした。

とはいうものの寝たきりは1か月くらいで、それまでは普通に家での生活をしていました。

病気が発覚した時に入院して手術を受け、その後退院し2年近くは普通の生活をしながら病院に通っていましたので十分に「終活」をする時間があったはずです。

「はずです」という言葉を用いたこの文面からお分かりいただけますように、終活をする時間があったはずなのに終活をしないままこの世を去りました。

自分のガンから逃げたい(現実逃避)気持ちはわかりますが、実際には遺言状もなく必要な手続きの類はほったらかしのままにこの世を去りました。

ここで、手続きが自分名義の預金や土地と家だけならば、よくある話かもしれませんが、父の場合は遠方(距離的には450kmほど)のもともとの実家の土地や田や畑と少しの山林などの父にも権利がある土地の扱いについてグレーなままでした。

もう、そこまで遠方であり実質的な営農や管理は親戚にまかせっきりであったので自分の権利を放棄する旨の口約束はしていたのですが、法的手続きはしていませんでした。

そこが、また面倒な点です。口約束で権利放棄について語っていたため、残された母や息子である私は権利を主張できず、書類への記名押印と印鑑証明の取得のほか、送られてくる書類の枚数も多く慣れない書類のやり取りだけでも疲労が蓄積しました。

1㎡も自分の土地になるわけでもない遠方の土地について、かなりの時間をとられました。

一通り、手続きが終わった時に、遠方の親戚から「司法書士事務所の費用などの掛かった経費は折半する約束であった」と言われました。

これには頭に来ました。自分の土地にならないのに事務手続き費用だけは半分請求するのはおかしい。土地が自分のものになった側の人間が払うべきであると、断ろうとしました。

しかし、母が「喧嘩しても、お父さんがあの世で肩身の狭い思いをするから、言われただけの金額を払おう」とは涙を流しながら私に訴えるのでそれに従いました。

残された者の時間を使うだけでなく争いのもととなる可能性もあるので、終活はしっかりとすべきと感じました。

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