2018-08-15

遺産相続に関して不安や疑問に感じた際には出来るだけ早めに相談を

信頼がない

父の死に伴い外国から日本の田舎へ帰国、待ち受けていたのは遺産相続の問題でした。

父の遺言書によると「遺産相続の優先順位に従って、母が2分の1に加え私たち兄弟は4分の1で、1千万円を法定相続するように」との内容でした。ちなみに遺言書は東京で暮らす兄が所有していて、コピーを従兄弟が私に見せてくれて、内容を読んで一緒に確認してくれました。

500万円をそれぞれ2つの金融機関に普通預金と定期預金に分けているとのことで、一般的な流れと思っていたところ、自体は急展開しました。

と言うより当時年齢だけでなく精神的にも若かった私自身もあまりにも無知だったこともあり、思わぬ方向へ。遺産相続の数年前に近所の金融機関でちょっとした問題が起き、兄曰く定期預金の500万円も調査中とのことで、それを鵜呑みにしてしまったのです。

父の命日までの1年後に遺産は精算するので、「田舎で金融機関に直接連絡を取るようなはしたない真似はするな。」と言われ、従いました。覚えているのは、500万円の父の定期預金の金融機関の担当者に、兄の署名捺印の文章です。

「事件性があった場合でも、私たち兄弟は如何なる場合でも金額に関して放棄する。」との内容で、そもそもその時にそれを不審と思わなかった自身が甘過ぎました。

兄弟や身内だからうんぬんではなく、遺産相続に関して不安や疑問に感じた際には出来るだけ早めに、行政書士の先生に相談することを強くおすすめします。

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