名古屋の遺言作成は女性行政書士の浅井博子が担当。もめない円満相続のための相談はシャローム行政書士事務所へ。
2018-07-11

正式な遺言ではなくても、文字で希望を遺して欲しかった

このブログは記事を公募して投稿頂いた体験談です。当事務所に依頼があったお客様の声ではありません。

「正式な遺言ではなくても、文字で希望を遺して欲しかった」

先日実の母が亡くなった時の、我が家の体験談です。母は元気な時から儀式めいたものは大の苦手で、折に触れては「お葬式は呼ぶ方も呼ばれる方も疲れるだけだから、やるとしても家族だけで」「お墓も戒名も下らない。私は絶対いらないから」などと言っていました。

病気になってからも同じように私たち家族に言っていたので、姉も私も万一の時はそのつもりでいました。何十年も連れ添った父も、よく同じようなことを言っていたので、当然母の希望の通りになると思っていたのですが・・・現実は思っていたようにはいきませんでした。

母が亡くなると当然知人・友人の耳にも入り、家族葬だと言っているのに「せめて見送りたい」と葬儀の情報をしつこく聞かれます。

近所の知人や親戚も、「本人がそう言っていても、周りはやっぱり参列したいものだよ」などと口を出してきます。

姉と私は丁重に断っていたのですが、父は「せっかく言ってくれているのだから・・・」と列席を促してしまい、参列人数がどんどん膨れ上がりました。

結局、母の希望とはかけ離れた大々的な葬儀になってしまいました。

また、我が家はお寺の付き合いがないのに、葬儀をしてくれた和尚さんが「あちらの世界で不自由のないように」などあれこれ理由をつけて、結局母の死で落ち込んでいた父は、必要以上に立派な戒名・お墓をお願いしてしまいました。

私たち姉妹がどんなに「母さんはこう言ってたじゃない」と説得しても、「あの時はきっと気が弱っていただけだよ」などと独自の解釈をし、肝心の母の意向が全く尊重されない状況にとても悲しい気持ちになりました。

遺産等は大した金額にはならなかったので、正式な遺言書は必要ありませんでしたが、母がせめて文字で自分の希望を遺しておいてくれれば・・・と今でも悔しく思います。

相続の悩みを相談したいなら今すぐお電話を"
関連記事
遺言の悩みは今すぐお電話を!