相続手続きは、やってみると結構煩雑です。

家の主が亡くなってからの相続は結構煩雑、葬儀が済んで一段落と思えばそうではなく相続の課題がありました。
気持ちが少し落着いたとはいえ、35日の法事のことを考えながら熟慮するのがこの遺産問題。できればもうちょっと簡略して済ませたいと思うのが心情でしたが、これは正統に進めないと完了しない一面であり、細かいなと思いました。
相続とか法律問題の専門用語もわからないというのに、法定相続人とは遺産相続が発生した時に相続人になるべき人のことであるとか、煩わしかったです。相続をしたのは30年くらい前で今にして思えば煩雑でしたが、きちんと一つずつ済ませておいてベストだったと思っています。
なぜなら専門用語とか申請の手続きの不明点を一個ずつ明確に理解し、行政書士さんに聞いたりしたのが後々のよい人生になったような気がします。
正論でいうと法定相続人というのは、亡くなった本人の従妹とか姪甥までの範囲に及ぶらしくて、忌引休暇が済んで仕事を開始してからも疲労困憊していました。休日が土日以外でも休めたのが相続進める上でのメリットで、これが土日休日だったら行政書士事務所に行くのに有給休暇あり、相続手続きにはかなりの費用がかかるし、体力と費用の両面でハードでした。
亡くなってから後の相続有効期限というのがあるのに、忙しい日々をすごしたのがこの頃、尤もなデメリットは親族間の不和をもたらしたことでした。兄弟とか親族間でやはり金銭となると欲が絡まり、それまでは仲良くすごしていたのに、嫌な空気だったと思い出します。
でもあれから30数年が経過し、20代という若さの未熟さを思うし、もうちょっと熟慮できたらベストだったと感じます。この頃の不和が解消したかと言うとなごりはまだあり、当時を思い出したりするので最小限の連絡にとどめています。
相続には土地ジャンルの項目もあり、これには固定資産税が必要なのでこの点で金額チェックが必須、手続きが完了した時点でよい熟年気質ができたなと思いました。歳月が通過した現在の年齢は数年後に60歳、相続の経験を通して将来像とか遺言熟慮の時期であるなと感じています。
だから土地とかある程度の財産がある人は生存中の遺言が必須、遺された家族と親族の不和を発生させないためにも、遺言作成をおすすめします。
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