相続は面倒くさがらず、必要な時に手を打ち、放置しない事

父が他界し、家屋と株式の相続を行いました。
母はすでに他界していましたので、私と妹で合意して進めました。ところが、まだ祖父名義の土地と家屋がありました。
父から生前全部お前が相続せよとの話は聞いていましたが、祖父名義については父に兄弟の判子が必要です。
父の兄弟は6人兄弟で私にとっては叔父さん叔母さんです。1人の叔父さんはかなり曲者で、父と仲が悪く、昔から親不孝者でした。
父名義の株券は祖父から譲り受けた物でしたが、ちゃんと手続きを踏んでおらず、それに文句をつけました。揉めそうなので、司法書士の先生に入ってもらい、手続きを粛々と進める事としました。
株を発行していると会社にも色々相談をしました。株式名義変更は30年も前の話で私には一切責任のないことだと司法書士の先生も株を発行する企業も応援してくれました。
父の兄弟には1人20万円で判子を貰う計画で一人一人に交渉しました。ところが突然父の妹2人が亡くなり、5人の判子ではなく、12人の判子が必要になりました。
様々な家庭事情もわかり、すんなりとは進みませんでした。要する事10ヶ月ようやく相続の手続きが完了しました。
わかったことは相続は後に残さずしっかり手続きする必要があります。また兄弟は他人の始まりと言いますが、しっかり話し合う事が必要です。
ちなみにひいおじいさん名義の土地もあります。幸い墓地ですので固定資産税はかかっていません。
司法書士の先生から、その土地は放置しておいたほうが良いとアドバイスを受けました。そんな土地は日本国中いっぱいある。ちゃんと相続するにはとても時間と労力がかかる。
結論は相続は面倒くさがらず、必要な時に手を打ち、放置しない事です。
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