2017-10-31

思っていることを残しておく大切さ

私の母が亡くなった時のことです。体調が悪く病院に行って検査をしてもわからず検査入院などで約1ヵ月治療すらできませんでした。

違う病院に替え検査した結果、「癌」に似たような「肉腫」と診断されましたがステージ4で手術ができない場所にあると。月初めに「肉腫」と診断した病院に入院しましたが1ヵ月たたないくらいで母は亡くなってしまいました。

母が亡くなるまでに「肉腫に効く薬はないか」色々ためしていましたが成果が出ず、どうしたらいいのだろうか…という思いしかありませんでした。

母が亡くなりそこで、母は亡くなった後どうしてほしいのか。誰に伝えてほしいか、伝えてほしくない人がいるのか?お葬式についてとか…母の希望をかなえたくても目の前の「病気」の事で考える余裕がなく母に聞いてあげることも出来ませんでした。

病室で母からお願いされた事がありますが酸素マスクをしていたり、もうろうとしている状態で聞いたのでちゃんと聞き取れていたか自信がないし「言ってた」だけでは母の気持ちが伝わりづらいのか叶えられない事もありました。とても後悔しています。

残された自分たちの為にも必要な事だと思うので父には、些細な事でもいいから自分はどうしてほしいのかを残してほしいとお願いしてます。「縁起の悪いことを」とかじゃないんです。大切な人の最後の気持ちを知りたいんです、叶えたいんです。

病気ではなく、事故で亡くなるかもしれない。そう思うと私は30代ですが、残される人のため、自分のためにも思っている事を残しておくべきだと思います。

[関連記事]
遺言の悩みは今すぐお電話を!