2016-06-28

多忙のため遺産分割協議書に合意しました。

高齢の父がなくなり、その妻である母親と兄と相続の話合いが必要になりました。

父は軽い認知症があり、一度は食物が食べれなくなり自宅で寝たきりになっていました。母親は身体が不自由であり、一人で父親の介護をすることが難しい状態でした。

実家に一緒に住んでいた独身の兄が、ヘルパーの手配などをして面倒を見ており、週に一度くらいは、私もおむつ替えに行ってました。

兄はおむつ替えは苦手だったので、母とヘルパーさんがやっていました。兄は無口だったので、兄から介護をしてほしいとか言われたことはありません。

そうこうしているうちに、肺炎をこじらせたりして、ますます自宅で介護するのが難しくなり、グループホームに入ることになりました。

施設での介護がよかったのか、その後、いったん元気になり、2年後になくなるまでには笑顔を見せることもありました。兄の中には、自分一人で介護をしてきたという気持ちがあったのでしょう。

自宅の土地(今住んでいるところは兄の名義で、もともと両親が住んでいた土地は別で建物は賃貸しています)は父親名義だったのですが、それを自分が相続したいと言い、遺産分割協議書に合意してほしいと言ってきました。

兄はいくつか不動産を持っており、そこの改修費用は両親が出しています。

他にも多少は預貯金もありましたが、母親名義に変えたのか、母親は兄に任せていたので、どうしたかわかりません。

相続税の申告は兄がしたので、私には説明はありません。結局、ちゃんと話し合うことなく、仕事と子育てで多忙だったので、これ以上話し合うことをやめ、遺産分割協議書に合意しました。

兄弟がいる場合、相続は難しいです。もめてしまうと、つきあいもなくなってしまいます。今から考えると、第三者の専門家に入ってもらって、不公平にならない話合いができればよいと思いました。

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