2017-01-05

遺言書は元気なうちに!

主人の父は胃ガンで闘病していたのですが、余命宣告をされていたので亡くなる1ヶ月ほど前から、義実家で義父の遺品の整理が始まりました。

主人の実家は家庭事情が複雑で、主人を含めて5人いる兄弟のうち末の弟のみが義父の本当の息子です。

上の4人の兄弟はそれぞれ独立して家庭を持っているのですが、それぞれの配偶者抜きで遺品をどのようにわけるかの話し合いが行われたそうです。

嫁である私は一切口出しできませんでした。

義父の保険金は実の息子である末の弟にすべて譲ることになったそうで、他にはそれぞれ家や車など形見となるものを分け合うことになりました。

話し合いから帰宅した主人にいきなり「車もらうことになったから」と報告されたのですが、車のローンは支払い済みとのことでしたが、維持費や保険代は我が家持ちでしかも車種がミニバンでした。

軽自動車ならまだしも大きめの乗用車となれば、ガソリン代や税金がバカになりません。

車を持っていないのでありがたいと思う反面、いくら義父の形見だとはいえ押し付けられたような感じがして気分がよくありませんでした。

義実家からも連絡がなく主人も私に相談なしで車をもらってくる約束をしてしまうなんて、なんて身勝手なんだろう…と、びっくりしてしまいました。

義父は余命宣告されているくらいですし、本人もあとが長くないのはわかっているようだったので、もう少し本人の意見も取り入れた遺言書などを残して欲しかったと思います。

義実家のことなので嫁いだ私がとやかく言うのは間違っていると思いますが、嫁も含めた話し合いをして欲しかったし、そもそも保険金を誰か一人がもらうのもどうかと思い少し不信感があります。

遺品の整理の際に嫁がどれだけ口出しをしていいものか悩んでしまったので、そういうところをきちんと調べておけばよかったと後悔しています。

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