2017-05-27

独身者も、しっかりと終活を!

独身の叔母が亡くなり、相続は姉である母になりました。

亡くなる1年前に癌ということがわかりました。本人は先が長くないとわかっていたのか、遺言書をきちんと書いていました。

独身であった為、相続が大変になるとわかっていたのでしょう。遺言書に相続の事が書かれていて、とても助かりました。

もともと、何でも話す方ではなかったのでこうやって文章に纏めてくれたのはとても助かりました。手続きは母である姉とその夫で解決ができました。

遺産の相続の件はきちんとした文章で残されていましたので、特に問題なく進みましたが、遺品整理には時間がかかりました。

几帳面な性格でしたので整理整頓もされているのかと思っていたのですが、案外物が多くどうやって処分をしたらよいのか迷いました。

形見として残せるもの以外は殆ど処分することになりましたが、やはり心が痛みました。

使っていた家具や衣類なども沢山ありましたので、最終的には業者さんに入ってもらい、事務的に事を運ぶことになりました。

身内だけですと、片づけが全然進まず困ってしまい、やはりプロに頼もう、ということになりました。

遺産相続のことを遺言に残すのは大切ですが、常日頃から身の回りの整理もしておいたほうがよいのだなと勉強になりました。

可愛がっていた猫がいたのですが、姉が引取りました。

叔母の生前から姉にもなついていたのですが、やはり叔母がいなくなってからは様子が変でした。
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事務所からひと言コメント:飼い主が亡くなってペットが遺された場合のことも考える必要があります。

自分の遺産を、遺されたペットの飼育のために使ってもらう手続もありますので、ご相談ください。

日本の法律では、遺産をペットに相続させることはできませんので、悪しからず・・・

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