兄弟で連携できたのは良かった。

父が亡くなったときの手続きにまつわる体験談です。
父は病気がちでしたので、いつかこういう日がくるのは覚悟していましたが、思っていたよりも早くその時がきてしまい、私自身30代前半の若い頃に体験したお話です。
うちは片親でしたので、葬式、通夜の手配から、市役所などの手続きも全て兄弟だけでやりました。
本当は、父が病気がちなのもあったので、そうなった時に慌てないように、近くの葬儀屋の互助会に入っておこうかという話を兄弟だけでしていました。
しかし、度重なる父の入退院で、いよいよか…という思いもありましたが、でもまだ生きていてほしいという思いもあり、まだ生きている状態の時から亡くなった後の準備なんてできないと考え、互助会には入りませんでした。
その為、亡くなった当日何をしたらいいかのシミュレーションは簡単に頭の中でしていたものの、いざその時になるとバタバタで、亡くなった悲しみの中で動かないといけないのが想像よりも大変でした。
なんとか葬儀まで終え、一段落ついたところで、葬儀屋から頂いた、今後の手続きに関する資料に目を通しました。役所に出向いたり、病院の残りの医療費を払いに行ったり、銀行、携帯の解約など、かなり細々やることが多かったので、兄弟で手分けをしてやっていこうとなりました。
特に大変だったのは、父の出生から亡くなるまでの戸籍謄本の請求でした。父は県をまたいでの引っ越しを何度か行っており、一つ一つ遡って請求するのが大変でした。それでも兄弟で手分けして行えた分、かなりスムーズに手続きを終える事ができました。
逆にだらだらやっていた方が精神的に辛かったのではないかなと想像したので、兄弟で連携できたのは良かったなと感じています。
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